Services
開発背景
人は変われる私が科学的な教育と人事の実践から得た確信です。
私は、70か国から学生が集まっているフランスの大学院INSEADの落ちこぼれでした。
しかし、シミュレーションなど科学的な知見を利用する人事の授業で、
世界の友人たちからの360度フィードバックを受け、目が覚めました。
厳しくも温かみのあるフィードバックが、自分自身を直視させるとともに、
ミライに向けての道を照らしたのです。
その後、サンフランシスコを本社とする企業で多国籍からの人材を率いていく中で、
最先端の科学的なスキルやコンピテンシー教育やデータドリブンな採用や配置を積極的に取り入れたところ、
人が育ち、会社、そして社会が変革されていくことを経験してきました。
これまでの経験を活かし、Society5.0時代に向けて、
私たちIGSは、より正確な評価と適切な教育を提供することで、
予測不能な時代を生き抜く人材・組織を科学的に支援していきます。
事業展開
Society 5.0時代に求められる人材の評価・育成を担う事業を展開
人は生涯を通じて、時代の要請に応じながら、自らのアップデートを続けます。自ら、友人から、そして社会からの評価と教育が、そのエンジンです。足元でSociety5.0またCOVID-19という激動の変化が起こる中、
IGSは時代に応じた評価と教育の仕組みをAIと計量心理学の知見に基づき、提供します。
Society5.0時代に求められる基礎をつくる「GROW Academy」、活躍するために必要な研修「DX GROW」の教育コンテンツ。評価は、共通の尺度を年齢に適応させ、学校へは「Ai GROW」、企業へは「GROW360」を提供しています。
教育」と「評価」の
サービスを展開
科学的なエビデンスを基に、Society5.0時代に応じた個々人の能力を評価し、能力向上を支援しています。
具体的には、Big5理論に基づく気質、現在の環境で活躍できるコンピテンシー(行動特性)とスキル、
能力発揮を妨げるバイアスを評価・測定し、コンピテンシーやスキルを伸ばすための教育コンテンツを提供します。
- 気質
本人も認識できない生まれ持った潜在的な性格。BIG5に基づく。
- コンピテンシー(行動特性)
課題設定、創造力といった個人の行動特性。社会で活躍するために必要な25のコンピテンシーを開発。
- スキル
ITリテラシー、企業特有の専門性、STEAMなどの知識や能力
- バイアス
不合理な判断に繋がる、先入観や直感、願望などによる思考の偏り。
どのようなテクノロジー技術を
活用するのか
正確に、客観的に評価するのは難しいことです。
評価には、最新の科学的知見・理論に基づき、高度なテクノロジーが必要になります。
IGSは、特許を取得しているアカデミックな知見を活用し、サービスを提供しています。
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Implicit Association Test
(IAT,潜在連合テスト) 測定項目:気質、バイアス国際機関でも使われている認知バイアスの測定手法を使い、本人も認識・対策できない形で潜在的な気質やバイアスを測定します。
特許:潜在意識推定システム、潜在意識推定方法及び潜在意識推定プログラム
登録番号:6161097
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360度評価(評価者評価) 測定項目:コンピテンシー、スキル
コンピテンシーとスキルの評価には自己評価だけではなく、他者からの360度評価も行います。他者評価は忖度がかかりやすいので、評価の信頼性(評価にかかった時間、選択するスピード)や評価の質(甘辛)など評価バイアスをAIを駆使して補正します。
特許:人事評価サポートシステム、人事評価サポート方法及び人事評価サポートプログラム
登録番号:6589257
関連論文:
・藤本徹, 坂井裕紀, 池尻良平, 井原慶子, 中里忍, 福原正大 (2020)産官学連携による社会課題を題材としたプロジェクト学習授業の開発と評価 -教育改革事業の課題に対応した教育カリキュラムの開発-.コンピュータ&エデュケーション. 48巻, 64-69.
・石川雄一、小林亮博、中里忍、野口祐子、山下明子「学級担任と児童の性格上の相性が非認知能力育成に与える影響」日本パーソナリティ心理学会第29回大会、令和2年9月11日・12日.
・Bernstein, E., McKinnon, P., Yarabe, P., “GROW: Using Artificial Intelligence to screen human intelligence”, Harvard Business School, N1-418-020, August 2017.
・Iwasawa, A. ,Fukuhara, M., Roudier, F., Kohtake, N., “Competency Evaluation Applied to Human Resource Development Program Designed to Solve Social Issues using Space Applications”, 31st International Symposium on Space Technology and Science (ISTS), June 2017.
・亀野淳、福原正大「大学生のコンピテンシーの新たな定量的把握方法と就職・採用活動への活用への試み-GROWの開発とその発展可能性について-」人材育成学会第15回年次大会、平成29年12月10日.
・福原正大 他「コンピテンシー評価のためのルーブリックと携帯端末により多面評価するためのツールGROWの開発」日本教育工学会第33回全国大会、平成29年9月18日.
・福原正大 他「潜在的連合の測定による5因子性格検査ツールGROW-IATの開発と評価」日本教育工学会第33回全国大会、平成29年9月18日.
Service
IGSの展開するサービス-
企業
AI搭載エンジンにより、社員や採用候補者のコンピテンシー、気質などを科学的に測定し、能力を可視化します。就活人気企業上位30社のうち12社に導入実績があります。昇進・昇格時の判断や、上司による部下育成の場面など、企業内での活用も進んでいます。
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学校・教育機関
生徒・学生の資質・能力と各種教育活動の教育効果を定量化する教育機関向け評価ツール。探究の評価やキャリア教育の他、カリキュラム・デザインのエビデンスとしてもお役立ていただけます。
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企業
DX変革がうまくいかない原因には、潜在的に私たちが持つDXへの不安や思い込み、意思決定傾向といった「DXへのバイアス」が挙げられます。バイアスの可視化と能力診断をもとに、マインドセットから基礎スキル・リテラシー向上まで、適切な教育を行うことで、Society5.0時代の組織競争力を高める『攻めのDX』力を強化します。
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学校・教育機関
コンピテンシー・ベースの教育を実現する次世代型動画コンテンツ。生徒の思考を深化させ、データの収集・活用を的確に行い、発表をより豊かなものにするためのフレームワークを提供します。
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無償のリスキリング・採用一体型のサービスです。ブロックチェーン技術を活用した「連帯貢献システム」を取り入れ、学習者の金銭的負担がないリスキリングの場を提供。学習者が転職すると、採用費用の一部が人材育成に関わった全員に還元される仕組みです。IGSは、ONGAESHIプロジェクトチームに参画し、プロジェクト運営、サービス開発・運営を担っています。